富士山にのぼりました Date 2017.09.09

先日富士山に登って参りました。



まったくの初心者の私は
五合目から頂上を見上げた時、
意外に近いな、楽勝かなと思っていました。
（写真だと遠く見えるのですが、肉眼だと、こんなものかと思ってしまいました。）

違いました。

実際、６合目までは
同行者との会話も弾みとても楽しい登山でした。

しかし、７合目あたりから
空気も明らかに薄くなり、
所々岩肌が露出したハードなコースになってきます。
その日は雨も降りだして、夏とは思えない寒さに。

会話もめっきり無くなり、
それはもう苦行でしかありませんでした。

途中に点在する山小屋では
缶コーヒーが300円で売られています。
疲れた体にはその甘さがたまらなく美味く、
金銭感覚を麻痺させられます。

いろいろな環境を考えればその値段は妥当とも思えますが。

カップラーメン500円はなんとか我慢して、
登山を続けました。

８.５合目くらいまでくると
普段の運動不足がたたり
乳酸がたまって足が上がらなくなってきたり、

夜通しでの登山を選択してしまった為
非常に眠かったりと、
もうこの時点では後悔しかありませんでした。

途中何度もあきらめようかと思いましたが、
なんとか頂上にたどり着き
ご来光を見ることができました。



ちなみに上の写真はご来光から１時間後くらいです。

綺麗だなあとは思いましたが、
頂上では、とにかく眠くて眠くて
もう、どうしようもありませんでした。

それでも、やっぱり
登ってよかったなと思っています。
一度は登ってみる事をお勧めします。

下りも結構つらかったので
二度目はちょっと考えてしまいますが…

最後に
これから初めて登るという方に
３つほど、こうしておけば良かったなと思ったことを。

１.　ウェアより登山靴にお金をかけるべき。とにかく滑る！
２.　登山用の杖は必要だった。主に下り。
３.　パンとかおにぎり（程よくお菓子）、そして水は持てる範囲で多めに持参しとくべき。

以上になります。

こうして振り返ってみると
登山を甘くみている初心者の典型ですね。

それにしても、
海外の方の半そで半ズボン率の高さは
富士山登山においても異常でした。
寒さに強いとかのレベルを超えています。